「長期にわたって(1年以上)売れない家があるのだが、原因は何だろうか?」とお悩みではありませんか?
また、「所有する一戸建てやマンションをなるべく早く売りたいけど、なかなか売れない・・」という現状から、早期売却のポイントが知りたい方もいらっしゃるでしょう。
今回のコラムでは、長期にわたって売れない家の原因について解説します。

長期にわたって売れない家の原因は何なの?
一般的に、物件を市場に出してから半年ほどで取引が成立することが多く、戸建ての場合はもうすこし長めの期間がかかることもあります。
しかし、1年以上経過しても売却できない場合、その物件には何らかの課題や市場に合わない特徴があると考えられるため、原因を分析する必要があります。
では、1年以上売れない家の原因には具体的にどのようなものがあるのか、ご紹介していきましょう。
①売り出し価格が相場より高い
物件の売り出し価格が周辺相場を上回っていると、売却が難しくなる傾向があります。
購入希望者は通常、予算を決める際、周辺の類似物件の相場を参考に設定するからです。
高すぎる価格設定は、購入検討の段階で選択肢から外れてしまう可能性が高くなります。
②立地や周辺環境に不便さがある
物件の立地条件や周辺環境の利便性は、購入決定に大きな影響を与えるため、下記のような不便さを感じる要素がある場合は、購入希望者の需要が下がる可能性があります。
- 最寄り駅から遠い
- 近隣に商業施設(スーパー、コンビニ)がない
- 医療機関や学校へのアクセスが悪い
- 騒音が多い(幹線道路沿い、工場近く)
- 自然災害のリスクが高い地域にある
生活のしやすさは重要な判断基準となるため、立地の不便さやリスクのある環境は、大きなマイナス要因となり得るのです。
③建物や敷地に問題がある
建物や土地に下記のような問題がある場合、購入をためらわせる大きな要因となり得ます。
- 雨漏りや水漏れの跡
- 基礎のひび割れや沈下
- シロアリ被害
- 設備(給排水、電気、ガス)の老朽化
- 土壌汚染や地盤の軟弱性
多くの購入希望者は、すぐに居住可能な物件を好む傾向にあります。
リフォームや修繕が必要だと感じられると、追加コストや「入居までに時間がかかる」というイメージから、購入を避ける可能性が高くなるでしょう。
★1年以上売れない家を早く売却する方法★
対策1】売り出し価格を見直す
→不動産会社に相談し、現在の市場相場の適正価格を再調査(査定依頼)し、売り出し価格の見直しを図りましょう。
対策2】買い手にとってプラスの情報を発信する
→物件の周辺環境にある良い点を徹底的に洗い出し、広告などで積極的にアピールします。
例えば、近くにある便利な施設など、購入を後押しする情報を丁寧に伝えることが重要です。
住んでいる人ならではのメリットや、実際にデメリットへの対策として行なっていることなど、立地の弱点を補う情報発信を行いましょう。
対策3】安全・安心感を高める工夫をする
→築年数が古いと劣化や耐震性について心配される購入者が多いです。
既存住宅状況調査(インスペクション)を行なったり、建物の耐震診断を実施したりして、買い手に客観的な情報を提供することで、安心感を高めることができるでしょう。
メンテナンス記録や修繕履歴がわかっていれば、あわせて提示してあげることで、築年数への不安を和らげます。
まとめ
●1年以上売れない家の原因は、価格・物件の条件・売り方などさまざま
一般的な売却期間は、売り出してから半年ほどが目安となるため、1年以上も売れない場合は、価格が相場より高い、家の立地など条件が悪い、内覧時の対応が良くない、といった問題が潜んでいる可能性が高いです。
●1年以上売れない家の早期売却を目指すには原因への対策が重要
売却を促進するには、原因に対して適切な対応策を取ることが大事です。
売り出し価格を見直す、買い手にとってプラスの情報を発信する、安全・安心感を高める工夫をするなどの方法がありますので、売れない原因にあわせて対策を行うことをおすすめいたします。
●1年以上売れない家を売却する際の注意点
売れないからと焦って値下げをするのは、本来の価値よりも低い価格で手放すことになりかねないので控えましょう。
まずは売れない原因を調べ、適切な価格設定と効果的な販売戦略を検討することが重要です。